キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、毎日使う場所だからこそ、古さや使いにくさが気になりやすいものです。一方で、設備の価格帯が広く、床下や配管の状態によって追加工事が発生することもあるため、「いくら見ておけばよいのか分からない」というご相談も多くあります。
水回りリフォームは、設備本体の交換だけでなく、解体、配管、電気、内装、廃材処分などを含む工事です。広告に掲載された商品価格だけで判断せず、ご自宅の現況に合わせた総額を確認しましょう。
費用は設備と工事範囲で変わる
一般的な交換工事の目安として、トイレは20万〜50万円程度、洗面化粧台は15万〜40万円程度、システムキッチンは70万〜150万円程度、ユニットバスは80万〜160万円程度が一つの参考になります。ただし、設備のグレード、広さ、建物の構造、施工条件によって金額は大きく変わります。

キッチンの位置を移す、在来浴室をユニットバスへ変更する、給湯器や分電盤も交換する、床や壁の下地を直すといった工事では、上記を超えることがあります。反対に、間取りを変えず、標準的な設備を選ぶことで費用を抑えられる場合もあります。
正確な金額は現地調査後の見積りで確認する必要があります。特に中古住宅では、解体して初めて腐食や漏水跡が見つかることもあるため、予備費も含めて計画することが安心です。
失敗しないための3つのポイント
1つ目は、優先順位を決めることです。デザイン、掃除のしやすさ、収納、省エネ、バリアフリーなど、希望をすべて盛り込むと予算が膨らみます。「必ず改善したいこと」と「余裕があれば追加したいこと」を分けると、設備を選びやすくなります。

2つ目は、配管や下地まで確認することです。見た目が新しくなっても、古い給排水管や傷んだ床下をそのままにすると、後から漏水や再工事につながる可能性があります。築年数が古い住宅では、設備交換の機会に点検しておくと、将来の修繕計画を立てやすくなります。
3つ目は、実際の使い方に合わせて選ぶことです。カタログの機能が多い設備が、必ずしもご家庭に合うとは限りません。キッチンの高さ、浴槽のまたぎやすさ、扉の開き方、通路幅、コンセント位置など、日々の動作を想定して確認しましょう。
複数箇所をまとめるかも検討する
水回りを一度に改修すると、工事期間中の生活への影響は大きくなりますが、職人の手配や配管工事、内装工事をまとめやすく、別々に工事するより効率がよい場合があります。一方、まだ使える設備まで急いで交換する必要はありません。

築年数、設備の故障状況、家族構成、今後住む年数を踏まえ、どの順番で直すかを決めることが大切です。中古住宅を購入してリフォームする場合は、購入前に現地を確認し、物件価格と改修費を合わせた予算を考えましょう。
有限会社関工務店では、古河市を中心に、中古物件の確認から水回り・内装のリフォームまで自社一貫で対応しています。ご希望を伺い、現在の建物を生かしながら、必要な工事を整理してご提案します。「まず費用感を知りたい」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。